昭和時代では、空き地や公園の片隅に段ボール箱に入れられた
捨て犬、捨て猫を誰もが一度は目にしたことがあったでしょう。
そして、野良犬、野良猫もそれなりに見かけたものです。
その頃から比べて、現在では環境の整備も進んで、野良犬は本当にいなくなりました。
それでは野良猫の方は、どうでしょうか?
以前よりも少なくなっては来たものの、まだ時おり見かけますね。
それでも保護して飼おうとする動きが盛んになり、それと共に不妊手術も
普及して、増えすぎにブレーキがかかってきましたが。
そして、それでは、不妊手術とはどういう手術なんでしょう?
ちょっと説明をしますね。
オスでは精巣を除去します。去勢手術ともいいます。
メスでは卵巣を切除します。必要に応じ一緒に子宮も切除することもあり、
傷は小さい方ですが、お腹を切って縫合します。
大変そうに思うかもしれませんが、そうでもありません。
手術を済ませておけば、妊娠の心配、ネコが増えすぎる心配は無くせます。
また、
イヌやネコを室内で飼うと分かりますが、
イヌでは発情期になるとまず2週間は陰部からの出血が続きます。
ネコでは発情期特有の声で鳴きながら部屋の中を夜中でもうろつくようになります。
そうなるとお家によっては飼うのが難しくなる場合が出てきますね。
また、妊娠や子育てをしないまま発情を繰り返すうちに卵巣、子宮の病気にどうしてもなって行くものです。
一般的に言ってやはり不妊手術はやっておくほうがいいでしょう。
ウチでは、必要に応じ、オス猫のパイプカットもやったりもします。
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